首藤剛志のふらふらファイル箱

人並みのつもりにしては、ふらふらしています。

ダンクーガについて、今のところ言える事

  昨日は、ロボット物の脚本打ち合わせで結構、疲れた。
 アニメ雑誌にも発表されたから、ある程度の情報は、解禁になった。
 知っている人には、今更の感だが、「ダンクーガ」というアニメである。
 いままで完成した脚本には、発表されたロボットの搭乗員の他にも、重要な人物がかなり多く登場するから、ロボットの搭乗員が主役というより群衆劇に近いかも知れない。
 まだ公表されていないキャラクターのデザインが山のように出来上がってきて、それぞれのエピソードの交通整理がけっこう大変である。
 このブログで、紹介しようかとも思ったが、制作会社から「待った」がかかったので、止めておく。
 発表された搭乗員のキャラクターは、見た目より実際の精神年齢が高いから、そのギャップが面白いかも知れない。
 ロボットや武器の類いも、その関係の事になると、目の色が変ってくるスタッフがいるので、その方面が好きな人も、楽しめるものになるだろう。
 と、まあ、いまの段階では、それぐらいの事しか言えない。
 この作品には、旧作がある。
 旧作との関連性を色々言われるが、続編ならば、僕自身やらないし、制作会社から依頼もこないだろう。
 旧作を僕は知らないし、制作会社から、むしろ、知らないで作って欲しいという、旧作に対するブラインドがかけられている。
 仮に旧作を知っていても、僕が関われば、僕流の作品にしかならない。
 したがって、僕が知っているのは、ロボットのモデルと、あらすじなど書いていない「ダンクーガ」というロボットや旧作に出てきた兵器の仕組みが書かれているムックだけである。
 旧作を書いた脚本家の方々とは知人だし、その内の一人は、僕のシリーズ構成の作品を、いくつも書いてもらったから、作風も知っている。
 だから、旧作がどんなものか、見当がつかない訳ではないが、旧作への意識は持っていない。
 これには、それなりの理由があるが、説明すると長くなるので止めておく。
 ともかく、予告編まで書く僕流のシリーズ構成だと、アフレコにつきあう事になるので。かなりの長丁場、この作品に関わる事になりそうである。
 明日は……というより、時計を見れば今日になるが、家族と箱根に旅行する予定である。
 春に、パリに行く予定なので、その予行演習みたいな物である。
 小田原にいた頃は、車で隣町に行くような感覚の箱根だが、東京からだと結構遠い。
 骨休みになるか、子供に引きずり回されてかえって疲れるか……どんな旅行になるか楽しみである。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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