首藤剛志のふらふらファイル箱

人並みのつもりにしては、ふらふらしています。

2006-03-01から1ヶ月間の記事一覧

深夜のチンパンジー

僕のような物を書く仕事をしていると、一日中、仕事場にこもって、外に出ない日もある。 不健康きわまりないから、無理をしてでも、外に出て散歩をする。 いつも決めているコースが渋谷に五つほどあって、そのコースを、日替わりで回るのである。 今日のコー…

未公開シナリオ 「幻夢戦記レダ2」テイスト オブ ハニー 第2回

この作品は、1986年ヒットアニメ作品のパート2としてシナリオ完成後、製作会社の都合で、製作が中止、今のところ未発表になっている作品です。長編なので連載の形で掲載します。 なお、著作権は首藤剛志にあることを明記しておきます。 (仮名) 「幻夢戦…

未公開シナリオ「幻夢戦記レダ2」 テイスト オブ ハニー 第一回

`品は、1986年ヒットアニメ作品のパート2としてシナリオ完成後、製作会社の都合で、製作が中止、今のところ未発表になっている作品です。長編なので連載の形で掲載します。 なお、著作権は首藤剛志にあることを明記しておきます。 (仮名) 「幻夢戦記レ…

桜の下で、本を読む

近くの公園の桜が、見ごろになった。 桜の下で、本を読むのもいいものである。 もちろん、堅い本など読まない。 気楽なエッセイである。 中野翠(みどり)さんの「甘茶日記」という2005年の日記風エッセイ集など、うっってつけである。 同世代の作家なので、…

書庫の解説

「未発表作品、その他」……の書庫には、昔、書いたシナリオや、プロットで、未発表のものを載せておきます。 これらの作品は、別に没になったわけではなく、主に制作側の都合(たとえば、製作会社の倒産とか、スタッフがそろわない等……)で、作品化されなかっ…

現代工芸美術VSアニメ

東京、渋谷の僕の仕事場は、ほとんど、ゴミの倉庫だが、それでも、壁の一面だけは開いている。 いまそこには、現代工芸美術の染織画が、一枚、掛けられてあって、かろうじて、落ち着いた大人の部屋の雰囲気をかもしだしている。 その作品は現代工芸美術では…

タイムトラベルと懐かしさ

タイムトラベルものに付き物なのが、タイムパラドックスである。 昔を変えると今が変わってしまうというやつである。 実は、今、「鏡の国のゴーショーグン」という過去の自分に会うと言う内容の小説を書こうとしていて、ここ数年、タイムトラベル関係の映画…

小津安二郎は好きだけど……

舞台の芝居は、映画のようにフイルムに定着されて、いつでも同じと言うわけではない。上演する一回、一回が、その時の、観客や、役者のコンディションによって違い、台詞を変えたり、演出家によっては、演技を変更させる場合もある。上演される全ての回が、…

ニワトリはハダシだ。僕もハダシだ。

今日は、帰りが遅くなりそうなので、今のうちに、書いておこうと思う。 「ニワトリはハダシだ」という映画をDVDで見た。 監督の森崎東と言う人の映画を見るのは、ずいぶん久しぶりな気がする。 ストーリーを、一言で言うのは難しい。 潜水夫を職業にして…

脱力映画を作る人はすごい

昨日、脱力感いっぱいの「亀は意外と速く泳ぐ」という映画を見たが、ふと、ある事に気がついた。 何が、言いたいのか分からないような脱力映画を作る人は、そうとう、やる気のある人たちだと言う事だ。元気のある人たちだ。やる気と元気がなければ、普通、あ…

「ま、いいか……」という脱力映画を見た。

ミュージカルの本読みと初顔合わせがあった。 スタッフとキャストが集まり、ミュージカルの全貌が分かると、妙に盛り上がった気分になる。 これが、舞台の魔力である。主役級に選ばれた役者など目が輝いている。 今までにないスタイルのミュージカルにしたい…

不思議なもの。「銀河ヒッチハイクガイド」とミュージカルのギャラ。

昨日は、資料の調査や、だらだらとDVDを見ているうちに朝になり、徹夜になってしまった。 朝の十時に眠ったら、気がつけば、夜の十一時、留守電が三本……何も録音されていなかった。 昼の三時頃、例のセールスマンの電話でたたき起こされたが、すぐに受話…

日本アカデミー賞について……これって内部告発なのかなあ……?

脚本の仕事をしているせいか、週に三本は、映画を見ている。 映画を浴びるように見る事が、勉強だと思っている。去年は百本以上見たが、それでも例年よりは少なくなった。甲乙なんか考えず、何でもかんでも見ている。レンタル屋のおかげで、日本未公開の映画…

今日は休日だったのか……

WBCで、日本が優勝した。このブログは備忘録も兼ねているので、ここに記録しておく。 × × 今、午後十時半、気がついたら、フジテレビで「アンフェア」の最終回をやっているので、それを見終わってから、ブログの続きを書く事にする。「アンフェア」は放送途…

あきらめないセールスマン

おととい、ライザ・ミネリの事を書いたら、コメントに、ジュディ・ガーランド(ライザの母)の事を書いてくださった人がいた。今、製作中の子供抜けミュージカルの演出家はジュディの「オズの魔法使い」を、パソコンのハード・ディスクに、まるまる録画して…

無縁じゃないぞ。日本チームのはらはらどきどき……

野球は、日本が韓国に勝ち、決勝進出が決まった。棚からぼたもちが、二度、あったようなものである。テレビを見ていると日本中、大喜びのようだが、立場を変えて見るとどうだろう。 今までの試合、全部勝ってきたのに、一試合、負けただけで、サヨナラの韓国…

サヨナラポーズは何度でも……

今日も出かける用事がない。 また私語も冗談も無縁になりそうな一日だ。 用事もなく、友人に電話するのも気が引ける。 だいたい、相手の顔を見ないで会話する電話やメールが好きではないのである。 昔の手書きの手紙は、筆遣いから相手の気持ちが伝わる気が…

私語と冗談のない日

最近、出不精になり、仕事の打ち合わせや会合以外、ほとんど仕事場からでなくなった。 ほとんど、引きこもり状態である。 今日は……もう十二時をすぎたから、昨日か……行きつけの病院に行った。 必要最小限度の事しか医者に言わず、医者も必要最小限の事しか答…

これからバイエル……絶対、秘密

ミュージカルの作詞をするために……先に作曲ができている……物置の中から、ほこりにまみれたキーボードを出してきた。またもや、部屋の中は機械の山が、さらに大きくなった。 そのミュージカルの作詞には、二重唱や四重唱のところがあるので、それぞれの部分の…

機械だらけのワンルーム

毎週、インターネットのアニメ雑誌のコラムに「えーだば創作術」……誰でも出来る脚本家……というのを連載している。年中脱線しているが、一応、脚本とアニメの話題が中心である。 だから、こちらのブログには、もっと日常的な、もっと脱線した話を日記として書…

一日中、眠っていた。

昨日、いや、今日の午前二時に家に帰り着いて、疲れ果て、目を覚ましたら、もう外は暗くなっていた。なにしろ、十二日からほとんどん寝ていないのである。 小田原の会合はともかく、東京での子供のミュージカルの企画は、何年も前からあって、脚本も、僕が書…

自由恋愛都市 小田原

小田原というと、小田原城と、二宮金次郎……いいところ、かまぼことうめぼしぐらいしか思いつかない人も多いと思うが、谷崎潤一郎とか北原白秋ほか、著名な作家が、ずいぶん多く住みついていた文学の街としても知られている。 しかし、文学をほとんど読まなく…

今日は小田原……留守中に泥棒に来ても何もないよ。

これから小田原に行くところです。といっても、一泊ですが…… 去年の八月まで小田原に住んでいて、持っていた数千冊の本を、小田原市立図書館に寄贈させてもらいました。 東京の狭い部屋で資料の本に押しつぶされるのはごめんだし、資料の必要な時だけ、小田…

自分のための自己紹介作品履歴

自己紹介が、ずいぶん昔の事になりましたので、プロフィール用の書庫に、移動しました。 最近、健忘症が激しく、自分のやった仕事が思い出せない時があります。 で、昔、出版社等の依頼で作った履歴を、ペーストしてこのブログに保管しておきます。 時々、ご…

寝起きの電話

今、午前十一時……いやな電話が入ってきた。金取引の勧誘の電話である。週に三回はかかってきて、しかもしつこい。一度は、マンションの前にまで押し掛けてきた。 笑っちゃうのは、金の取引がいやなら、とうもろこしの取引をしろという。 金からとおもろこし…

ともかく眠い。

ブログのことをろくに知らずに、ここまでたどり着きました。 ブログどころか……パソコン自体も、長く使っている割には、初心者同然です。 何しろ、ワープロとFaxとメールしか、パソコンは使った事がないのですから…… 使用しているのも、古いMACですから、これ…

ごあいさつ

職業は物書きですが、歳のせいか、最近、物忘れが多くなりました。備忘録代わりに、日々、思いついた事、いつか書くつもりが、忙しさで、放り出していた作品、ともかくなんでもかんでも、整理しきれないものを、ゴミ箱に、放り込むように書いていくつもりで…