首藤剛志のふらふらファイル箱

人並みのつもりにしては、ふらふらしています。

年賀状

正月3ガ日が、あっという間に過ぎてしまった。
で、不思議なのは、年賀状である。
だらしない僕は、いつも、年賀状を書くのはぎりぎりの昨年12月の30日から31日になってあわてて書くことになってしまうのだが、元旦になってみると、年賀状を書かなかった人から年賀状が来る事が多い。
そして、出した人からは、来ない場合も多くなった。
僕は昨年来た年賀状には、必ず書くことにしていた筈なのだが、なぜ今年は来ないのだろう。
しばらく考えてわけがわかった。
喪中の人から年賀状が来るはずがないのだ。
去年、年賀状が来なくて今年来る年賀状は、一昨年が喪中だったのである。
何気なく受け取っていた「喪中につき新年の挨拶は……」のハガキを忘れてしまった僕の迂闊さのせいだった。
 それだけ知人に喪中の人が増えてきた年齢になってきたのかと思うと、いささかさびしい。
メールと電話のやりとりで、住所まで知らない人も多い。
名刺をいただいた人も、会社の住所しかわからない人も多い。
ところで、礼儀として、喪中の方に年賀状を出すのは失礼なことなのだろうか?
だとしたら、僕はずいぶん常識のない年賀状を出してしまったことになる。
せっかくいただいた年賀状なのに、こちらからは出さなかった方たちに、今、冷や汗を出しながら年賀状を書いている。