首藤剛志のふらふらファイル箱

人並みのつもりにしては、ふらふらしています。

桜の下で、本を読む

近くの公園の桜が、見ごろになった。
 桜の下で、本を読むのもいいものである。
 もちろん、堅い本など読まない。
 気楽なエッセイである。
 中野翠(みどり)さんの「甘茶日記」という2005年の日記風エッセイ集など、うっってつけである。
 同世代の作家なので、書いてある事に同感できるところが多く、いちいち、うなずいてしまう。
 しかし、本で読んでいるからいいのであって、実際、会って見るとどういう人かは分からない。
 あんがい、気難しい「うるせぇんだよ~」(これ、本の腰巻きの文)な人かもしれない。
 一度、お会いしたいような、したくないような人である。
                 ×        ×
 ブログは、自己流で書いているから、いまだに、写真を入れる事すら出来ない。そればかりか、別の書庫に書いたつもりの文章が、メインのこのページに出ている。
 ゆえに、この下に書いてある文章「書庫の解説」は「未発表作品など公開」の書庫に入れるつもりに文章である。
 本当なら、この下に出てくる文章は「現代工芸美術VSアニメ」のつもりである。
 今後も、二つの書庫の文章が、交互に出てきたらどうしよう。
 一つずつ飛ばして、読んでくださいと言うしかない。「なんとかしてくれ~い」
 ところが、友人に聞いたら、ちゃんと僕の書いたものはそれぞれの書庫に分類されているらしい。
 どうなっているのだろう。僕の使っているのがMACだからだろうか?
 「誰か教えてくれ~」である。
                ×         ×
 昨日は、「岸和田少年愚連隊」という、かなり古い映画を見た。
 「バッチギ!」という、世間の評判通りの、面白い映画を作った監督の初期の作品である。
 どうということのない愚連隊候補生の日常をコミカルに描いた映画だが、台詞がずいぶん工夫してあって面白い。この映画の特長であるアドリブのように聞こえる自然な台詞が、実は、監督や脚本家の考え込んだ末の台詞だったら、井筒和幸という監督は、世の中の額面通り、相当、面白く、期待の持てる人だと思う。
 
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