首藤剛志のふらふらファイル箱

人並みのつもりにしては、ふらふらしています。

渋谷を散歩

ここ数日のブログの訪問者の数に、びっくりしている。
 いつもの二倍三倍である。
 特別、変った事を書いたわけでも無いのに、不思議である。
 「下北サンディーズ」の事を書いたが、それほど、目新しい内容を書いたわけでも無いし、四分の一世紀前に、第1作目が始まったアニメの三作目の内定も、随分前から、「作る」と予定されていたものである。
 僕としては、あまりの訪問者の数に、ちょっとうろたえてしまった。
           ×         ×
 今日は、夕方、妻との間にちょっとした用事があって、そのついでに渋谷を散歩し、食事をした。
 いつもは、子供が一緒にいて、妻と二人だけで渋谷を歩いたのは、子供が生まれて以来、十一年ぶりである。
 子供は、キャンプに出かけ、今日は外泊である。
 いつも行きつけの、コーヒーショップの前に、なぜかフィギュアー専門店があり、さすがにおじさん一人では入りにくかったのだが、二人なら怖くないと思い、覗いて見た。
 その余勢で、渋谷の「まんだらけ」にも入って見た。
 どこから見ても、中年のカップルには不似合いな店である。
 それから、渋谷のセンター街を歩いたが、この中年カップルが、すれ違う若い人たちに、どんなふうに見えたか、それを考えると、なんだか笑いたくなってきた。
 みんな、そしらぬ顔で通り過ぎていくが、僕にとっては、奇妙な体験だった。