首藤剛志のふらふらファイル箱

人並みのつもりにしては、ふらふらしています。

ふだん着で戦場へ

今書いている、ロボット物のアニメの参考になるかもしれない本を見つけた。
「ふだん着で、戦場へ」ケイト・エイディ著 清流出版
 ケイト・エイディとは1945年イギリス北部・ノーサンバーランド生まれの女性で。ニューカッスル大学でスウェーデン語を専攻。フリーランスでラジオ4のプレゼンター。世界の紛争地帯の最前線からニュースを伝えている人である。
 解説には…… フォークランド紛争天安門事件湾岸戦争コソボ紛争…。英国BBC名物ジャーナリスト、ケイト・エイディが世界の紛争地帯にいき、キャリアを積んでいった物語。……とあるが、これに似た女性……勿論、年齢は若いが……が、かなり重要な役で、今回のロボット物のアニメに登場するのである。
 二十年以上前に書いたロボット物にも、女性ジャーナリストを登場させた覚えがあるが、現実にそんな人がいるかどうかは確かめなかった。
 僕が、今回のロボットアニメの参考にするかどうかはともかく、世界の戦場にはジャーナリストも、男だけではなく女性が現実に飛び回っている事実は、こころ強い。
 荒唐無稽な中にも、いくつかのリアリティを忍ばせるのが、僕のアニメの描き方のひとつだからだ。
 急いで読んで見ようと思う。