首藤剛志のふらふらファイル箱

人並みのつもりにしては、ふらふらしています。

「国境なき子どもたち」のビデオ

 東京、広尾にあるJICA地球ひろばという所でおこなわれた「国境なき子どもたち」のビデオ発表会に、行って来た。
 ジャワ島地震被災地に取材に行った子どもたちのビデオと共に、僕の娘ともう一人の小学生の二人で作った日本の障害児スポーツにスポットを当てた「友達の笑顔」というドキュメント・ビデオが発表された。
 更に、もう一本、高校生二人が作った、娘達と同じテーマの「Together」というドキュメント・ビデオも同時に発表された。
 三本とも、それなりによく出来た、まじめなドキュメント・ビデオだった。
 娘の作ったビデオは、完成時にすでに見ていたが、大勢の人の前で公開されるのを見るのは、
初めてで奇妙な感じである。
 自分の作品が上映されるのを劇場で見るのとは違う、変な緊張を感じた。
 「出来るだけ多くの人に、このビデオを見て欲しい」というのが、ビデオを作った子どもたちの共通のコメントである。
 小学生の娘が、この先、どんな道を進むのかは娘次第だが、「今のうちに広い世界を知っておくのは悪い事ではない」……としか、父親としての僕は言う言葉はない。