首藤剛志のふらふらファイル箱

人並みのつもりにしては、ふらふらしています。

仕事場大掃除

 昨日は、妻と妻の妹が仕事場の片づけにやって来た。
 先週、妻と娘が、仕事場の片づけに来てくれたが、それだけでは物足りなかったらしい。
 先月の二十日まで十日間ほど手術入院していた義理の妹だが、いたって元気である。
 僕と妻とは十二歳、歳の開きがあるが、更に妻より五歳若い義理の妹である。
 やはり若いということは、回復力も早くうらやましい限りだ。
 あれよあれよという間に、仕事場がきれいになり、別人の仕事場のようになった。
 引きっぱなしのベットの布団まで「汚い」と言う理由で捨てられてしまい、新しい布団に変えられてしまった。
 汚いなりに愛着のあった布団だが、新しい布団に寝ると流石に気持がよく、どこかのホテルに泊まっているような気分になった。
 机の上に山積みされていた書類や原稿、税金申告用の領収書もきれいに片づけられ、どこにしまわれたか、僕自身が分からない状態で、まるで他人の仕事場のようになってしまった。
 いつまでこの状態が持つかどうかは保証できないけれど…… 今なら、訪問客が来ても、恥ずかしくない仕事場になっている。

 片づけと掃除が終わってから、一緒に食事をしようということになり、歩いて渋谷の街に出た。
 渋谷の街を歩くのは、数週間ぶりである。
 この前渋谷を歩いた時は真冬だったが、昨日は暖かく、もうほとんど春で気持がよかった。
 人と談笑しながらレストランで食事をするのも数週間ぶりで楽しかった。
 僕の体力も、徐々にではあるが、元に戻ってきているようだ。
 これからは、一日一回は、渋谷の散歩コースを歩いてみようと思う。
 とりあえず、今日は、渋谷のアフレコスタジオに、タクシーでなく、歩いて行ってみるつもりだ。