首藤剛志のふらふらファイル箱

人並みのつもりにしては、ふらふらしています。

女性の見た「ブラッド・ダイヤモンド」

 パリの旅には義理の妹と妻の友人も同行し、同じホテルに泊まったのだが、それぞれが撮った写真を交換する為に集まった。
 僕の家族は、ルーブル美術館の招待だったので飛行機がエール・フランスだったが、義理の妹達は、別便のJALに乗った。
 その飛行機の中で、義理の妹達は、先日ブログに書いた映画「ブラッド・ダイヤモンド」を見たらしい。
 で、その感想だが……まず、俳優のレオナルド・ディカプリオジェニファー・コネリーが、よかったこと……肝心のダイヤについでは……
「正規のルートのダイヤならいいんじゃない……やっぱりダイヤは欲しい……」……僕、呆然。
 その正規のルートが、うやむやだから、わざわざ、映画のラストに「この問題はダイヤを買う消費者の問題でもある」といった内容のテロップが出ていた筈なのに……。
 僕はそのブログに「日本人は真珠か翡翠にしておけ」ってな事を書いたが……
 妻は言った。
「ダイヤはもういらないわ。でも真珠は欲しい……」……僕、唖然。
 女性達はひとしきり宝石の話で盛り上がる。
 駄目だこりゃ……僕、無言…………である。