首藤剛志のふらふらファイル箱

人並みのつもりにしては、ふらふらしています。

4月1日だからって正直に書きます。

不定期ブログなのに、覗いてくださっている方々、ありがとうございます。
なんとか生きています。
ひさびさに書き込んだ日が4月1日なんて、ほんとうにウソのような気がします。
世の中、相当不景気らしくいいことはないのですが、日本としてはノーベル賞アカデミー賞と野球がうれしい知らせになるんでしょうか?
ノーベル賞の方達は、それぞれ、日本人離れした個性の方達で、それが何より楽しめました。
で、「対称性の破れ」なんですが、つまり、○が6つで●が4つ、それがぶつかって光になりそれが宇宙の始まりビッグバンで、○が2つ余って宇宙ができたってこと……でも、●が6つで○が4つだったらどうなっていたんでしょう。
 さらに、なぜ、宇宙の始まりとよばれる時期に、○と●はぶつかるつもりになったんでしょう。
 僕は物理も数学(というか算数程度)も大好きなのですが、こういうのを考え出すと夜も昼も寝られなくなるんですよね。
 物理も数学も考え出すときりがないんです。
 実は僕の一番好きなのはπなんです。
 3.1415……きりがない。
 でもどこかにきりがあるはずです。
 それは仮説にすぎないけれど、それを考えると楽しいんです。
 歳を取ると衰える女性のパイより好きです。
 ひさびさにブログを書くと下品ですいません。
 で、物理学は実証実験にお金と時間がかかりますが、数学は紙と書くものがあればOKです。
 お金はかかりません。
 数学の新しい方程式を探し、それを解いてみようとする数学の天才と呼ばれるような人の人生は安上がりで快楽一直線で生きていける一生になるという気がします。
 だから、本当の数学の天才ならなにかの挫折で自殺しようとしたり、隣の部屋に美人が越してきたから
って、どうってことないでしょうし、山登りを趣味にしたりしないと思うのですが……。
 頭の中で年中、数式の山を登り続けているんですから……頂上が簡単に見える本物の山なんか、登りたいとは思いもしないでしょう。
 何の話かというと、「容疑者X……」とかいう映画のことです。
 TVのガリレオさんは結構僕の好みで、人を殺すのにわざわざわけの分からない物理を持ち出して、さらにガリレオさんがわけのわからないひらめきで、ちんぷんかんぷんな数式を書きだし、なんともしれない屁理屈をこねて解決する現代版水戸黄門的パターンで毎週楽しみだったのですが……映画の場合、物理学や数学を愛で解こうとする組み合わせが、僕にはしっくりこなかったんです。
 人間性という公式で考えるなら数学の天才とはいえ、ホームレスの命が計算要素に入っていないのも変な気分にさせられます。
 悪い映画とはいいませんが、脚本が数学と物理の天才を描くには、ちょいと頭が悪すぎの気がします。
 ところで、アカデミー賞ですが、長編の「おくりびと」は、さんざん褒められているし、悪いとはいいませんが、そのうち皮肉でも書こうと思っています。
 忘れてはいけないのは、短編アニメ賞の「つみきのいえ」なんですが、これ、劇場公開すべきですよ。
 12分程度の短編なんですから、日本中の映画館でどんな映画にでも付録で付けられます。
おくりびと」と「つみきのいえ」の同時上映だったらぴったりで、今以上に大ヒットすると思うんだけど、「おくりびと」の松竹さんと「つみきのいえ」の東宝さん、この際、話し合ったらいかがでしょう?
 それとも、どちらかの監督さんがいやがっているのかな?
 で、野球ですけど、天才には運が味方するんですよね。
 運を引き入れるイチロー君も流石ですが、勝負した韓国バッテリーを称賛したいというか、勝負するのが当たり前と言いたい。
 イチロー敬遠のサインが徹底しなかったという声もありますが、世界一の好打者と言われる男との勝負です。
 野球人生で、2度3度とない勝負です。
 韓国が勝とうが、日本が勝とうが関係ないですよ。
 僕がピッチャーなら勝負するし、キャッチャーなら勝負させます。
 逃げたら、一生の悔い。
 勝負しかありません。
 結果はどうでもいいんです。
 負けたって、あのバッテリーは勝利者だと思います。
 素敵な野球を見せてもらいました。
 では……
 あれ? ブログを書き終えたら4月2日になっていました。