首藤剛志のふらふらファイル箱

人並みのつもりにしては、ふらふらしています。

拝啓「DELL」代表者様

前回のブログの続きです。
拝啓
先日、電話注文で貴社のinspiron530Sのデスクトップパソコンを購入したものです。
こちらの注文内容は、ビスタでなく貴社で以前購入したXP用ノートパソコンが故障したため貴社に修理に出したのですが、修理に10日はかかるとのことで、その間の仕事ができません。
そのために、やもなく、貴社の営業員の勧める新しい貴社のデスクトップを買ったのですが、問題は、そのデスクトップにモニターとの接続にアナログ用の差し込み口しかないことです。
デジタル用の差し込み口がない。
さらに言えば、XPを頼んだのに、そのXPをダウングレードと称してビスタのソフトが付いていたことです。が、今は、これを問題にする気はありません。
問題はこれからです。
サポートセンターに問い合わすと、デジタル用にはカードが必要で、僕の注文には、カードの要求がない。だから、デジタル用のモニター差し込み口がないというのです。
サポートセンターに言わせると、注文を受けていない製品には責任がないの一点張りです。
では、営業に聞くと、デジタル用の注文を受けていないから製品に付けなかったといいます。
ぼくは、営業の勧めるパソコンを、そのまま買っただけです。
このデジタル時代に、デジタルの映るモニターに、デジタル用の差し込み口のない(アナログ用の差し込み口しかないパソコン)を売りつけられるとは思いませんでした。
さらに、困るのは、僕としてはかなりの妥協でデジタル用の差し込み口のあるカードが必要ならば、差額を出すから、デジタルのうつるカードを売ってくれといいますと、DELLでは部品販売は扱っていません。
部品専門店で、買ってご自分で取り付けてくださいという。
こちらは、パソコンの素人です。パソコンを開いて部品を取り付ける自信はありません。
しかもその時に不都合が起きても、DELLは責任をとれませんという。
自分の会社で作っている部品の販売もせず、その取り付けには責任を取れないという。
では、その問題の(DELL530S)に取り付けられるカードの型番を聞いたら、あきれたことに「それは言えません。それは知りません。」……
DELLに合わないカードをかったらどうなるのでしょう。
さらに、困ったのは、故障した貴社のパソコンでは、見ることのできていたテレビチューナー(XP対応のTVチューナー……バッファロー製のPC-Smp2E/U2)の画像が、530Sでは映らない。
バッファローに修理を依頼しましたが、不具合は確認されませんが、念のため、本体を交換してくれました。
そこで、、修理から戻ってきた貴社のパソコンで見るとちゃんと映るではありませんか。
しかし、新しい530Sでは、やはり映らない。
チューナーを確認できませんの表示が出てきます。
つまり、新しい530Sには、いわゆるビデオカードが搭載されていないのが理由のようです。
貴社のノートパソコンに搭載されているものが、なぜ、ディスクパソコンにはついていないのでしょう。
アナログ デジタルの違い、カードの必要性、市販のチューナーが映らないなどという営業の方の説明はいっさいなく、こちらは薦められるものを注文しただけです。
当方映像関係の仕事なので、ひどく困りました。
ちなみに、貴社は、通信販売を中心にパソコンを売っていて、毎週のように大新聞に宣伝が載っています。
けっして、いいかげんな中小パソコン業者ではなさそうです。
このトラブルについて、僕は営業やサポートセンターに10数回、電話しました。
そのたびに、出てくる担当が違い、口ぶりはていねいです。
しかし「私は、DELLパソコンのサポートです。注文されたものを用意しただけですから、苦情は営業に行ってください」
営業は「私が注文を受けた本人ではありませんから知りません。今日はその人はお休みです」
やっと、担当の営業と連絡がとれると「申し訳ありません」の一点張り、しかし、じゃあ、アナログ用しかついていないパソコンをどうにかしてくれるのか?」
「一度、お売りしたものは、どうにもできません……すいません。ご自分で部品を買って取り付けてください」
 笑っちゃうのは、電話に出てくる担当の方が、ほとんど日本人の名前じゃない。
 言葉使いはていねいだが、こちらの真意が伝わらない。
 そして、決められた電話回答の文章があるのでしょう。
「申し訳ありません。ご迷惑をおかけしました。でも、ご要望には沿えません。当社では、そういうことになっております」
「話にならないから上司を出してください」と言えば
「申し訳ありませんがそれはできなせん」
結局、なにひとつ解決しません。
 電話口の人には、何一つ、決定権が与えられていないのでしょう。
で、消費者センターや映像関係の仲間に相談しこの手紙を書いています。
これで、アフターケアーと言えるのでしょうか。
もちろん、保証期間中の製品です。
こちらの要望は、多少の出費はこちらが覚悟しても、つまり、モニターのアナログの差し込み口をデジタル用にどうにかしてほしい……TVチュナーの画面をみられるようにしてくださいということです。
せめてDELLの製品に合ったデジタルが使えるカードの型番だけでも教えてほしいものです。
「ご自分で取り付けて、不具合のあったときの責任を持ちません」……が、DELLという会社のアフターケアでしょうか?
専門部品店まで、重いデスクトップを持って行き、やったこともないパソコンの分解と部品の取り付けをやれというのでしょうか……
それが、DELLという会社の顧客に対する対処の仕方でしょうか?
僕と電話に出た方々の会話は、録音にとってあるそうですね。
それを、お聞きになってかまいませんので、それなりの処置をお願いします。
電話口の方がおっしゃっていましたが「こういう問題は、社長でも対処できないと思います」とか……いくら外資系でも、たかがこんなトラブルに対処できない社長が、日本にいるとは考えたくもありません。
本日2009年5月18日……
10日以内にご返答をいただきたいと思います。
繰り返し書きますが、この手紙、消費者センター並びにパソコンを多く利用する映像関係製作者とも相談のうえ.書きました。
ご返答なき場合、それなりの対応を取るつもりです。
よろしくお願いします。

 DELL 責任者様

                                                      首藤剛志


追記
 5月28日が楽しみです。
 前回とこの回の転載はかまいません。
 知っていてほしい方が多いからです。
では……