首藤剛志のふらふらファイル箱

人並みのつもりにしては、ふらふらしています。

渋谷の打ち合わせ場所

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世の中、サッカーのワールドカップで盛り上がっている。
日本がオーストラリアに負けた日など、渋谷でもファンが、大騒ぎしたようである。
 僕は申し訳ないぐらいサッカーに興味が無い。
 日本のサッカーに、騒ぎになるほどの実力は無いと思っているし、日本のジャーナリズム、マスコミが、ファンをあおり立てているとしか思えない。
 冬季オリンピックの時も、マスコミがあおり立てるほどのメダルは取れなかった。
 日本のジャーナリズムの挙国一致的、もりあがりは、相当変である。
 これが、スポーツだから罪は無いけれど、別の問題だったら、どうだろう?
 太平洋戦争中の、日本の新聞のもりあがり方、勝ち一色で、国民をあおり立てていた前歴を思うと、
 日本のジャーナリズム、マスコミの体質は、戦後もたいして変わりがない気がしてならない。
 たかがサッカーで、そこまで考える必要はないと言う方も多いだろうが、僕には、日本のジャーナリズムやマスコミが不気味なものに思えて仕方がない。
 今日は、定期的な診察で、麻布十番まで、行ったが、電車の中でもサッカーの話題。病院もサッカー、仕事の打ち合わせの時間つぶしのコーヒーショップもサッカー……どこもかしこもサッカーで、巨人が七連敗している事など(今日の結果で八連敗だが……)どうでもいいような東京だった。
 僕は巨人ファンではないが、巨人ファンのおひざ元の東京ぐらい、巨人の心配をする会話があってもいいと思うのだが……阪神ファンの僕の内心としては、そんな会話を耳にして、いひひひひ……と、
こっそりほくそ笑みたいのだが、そんな気配は、今の東京には、全く感じられない。
 サッカー一色で、気味が悪い。
 さて、仕事の打ち合わせには、幸い、サッカーの話題はでなかった。
 僕が渋谷で打ち合わせをする時は、Bunkamura(文化村)のロビーラウンジを使う事が多い。
 駅からちょっと遠いが、場所が分かりやすいし、落ち着いて話しやすいからだ。
 劇場や美術館があるせいか、携帯電話が、気のせいか、通じにくいのも気に入っている。
 打ち合わせで、携帯がかかってくるのは気分のいいものではない。
 ロビー・ラウンジの一階下は、ザ・ミュージアムで、その前にもカフェ風レストランがあり、そこは、天井まで吹き抜けになっていて、Bunkamuraのガラス張りのエレベーターが見えるような構造になっている。
 Bunkamuraは「アイドル天使ようこそようこ」というアニメにも、よく出てくる劇場のモデルにした所だが。仕事場から歩いて十分程度の、この場所を、僕は割と気に入っている。
 禁酒中の僕としては、打ち合わせを済ましたら、夜の酒場街を通らず、まっすぐ仕事場に帰れるのも……時々、酒が飲みたいなあと思う雑念を打ち払うのに都合がいい。
 写真はそのロビーラウンジと、ガラス張りのエレベータである。