首藤剛志のふらふらファイル箱

人並みのつもりにしては、ふらふらしています。

「B型の彼氏」……私、B型です

「B型の彼氏」という韓国映画を、DVDで見た。
 B型の男に振り回される女の子を描いた他愛ない恋愛コメディだが、韓国では大ヒットしたらしい。 韓国でも血液型のB型は、日本と同じように、マイペースの自己チューに見られているようだ。
 映画のラストは、恋愛に血液型は、関係ないのよ……という無難な終わり方を、とってつけたようにしているが、そこに至るまでの主人公の彼氏のB型ぶりは、そうとう凄いものがある。
 そもそも、僕がこの映画を観たのは、僕が獅子座のB型で、周りの人から、B型の典型とよくいわれたからだ。
 血液型は、性格とは関係ないといわれるが、僕自身のマイペースぶりは、自分自身でも自覚しているから、こんな題名をつけられた映画は、気になって見るしかない。
 映画では誇張されているが、「B型の彼氏」の行動は、自分でもこころあたりがあり、人事と思えない。
 僕には二人の妹がいるが、その二人も、親のいう事をほとんど聞かないマイペース女性だった。
 面白い事に、昔、色々な女性とお付き合いしたが、後で聞くと、ほとんどがB型の女性だった。
 つき合い始めは、相手の血液型など知るわけが無いが、後で分かると……
「また、B型かよ……」とため息が漏れたものだった。
 マイペース男とマイペース女性が出会うと、すぐ仲よくなるが、互いの自己チューが、ぶつかりあって、結局、別れが、やってくる。
 これ実感である。
 B型同士で、うまくいっている夫婦がいるなら、一度、お会いして、夫婦円満の秘訣を、聞きたいものである。
 幸いにして、僕の妻はO型で収まったが、生まれた娘がB型である。
 今後が大いに心配である。
 B型の男性とつきあわないよう、今から願っている。
 とは思いながらも、結局B型のボーイフレンドを見つけてくるんだろうなあ……と、今からあきらめているようなところもある。
 日本で、B型は少数派である。
 だからA型系日本の社会に向いていない……と、したり顔でいう人もいる。
 僕は、本質的には、血液型の性格判断など、信じていない。
 しかし、自分の今までの生き方を振り返れば、血液型の性格判断を否定しきれないところが、なんとなくもどかしい。
「B型の彼氏」は、そういう意味で、客観的に見られないコメディ映画だった。
 B型の性格という、妙な偏見を、打ち破るよう、日本のB型諸氏には、がんばって欲しい。
 とはいったものの、どこをどうがんばったらいいのか、見当もつかないけれど……(^_^;)