首藤剛志のふらふらファイル箱

人並みのつもりにしては、ふらふらしています。

上方喜劇の会

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 昨日は、東京の赤坂で、上演された、「上方喜劇の会」の芝居を観た。
 知人が出演しているから見に行ったのだが、いわゆる吉本系ではない、上方喜劇を観たのは始めてである。
 平凡な人情喜劇で、あえて関西上方を意識させるものではなかった。
 大阪を中心とする関西弁的な面白さも希薄だった。
 もしかしたら、東京で上演する事を意識して、分かりにくい関西弁は、省いたのかも知れない。
 しかし、折角、東京で上演する上方喜劇である。
 もっと、関西を意識して、その特徴を前面の出してくれてもよかったのではないか。
 ちょっと残念である。
 ついでだが、コメットさんの実物大フィギュアーと本人役で、大場久美子さんが出ていた。
 大場さんを「おばさん」といわれるだじゃれが、ギャグになって出てくるが、確かに、大場久美子さんがコメットさんをやっていた時代からはずいぶん年月がたった。
 実物の大場さんを観て、僕自身も時の流れの早さを感じた。
 大場さんを「おばさん」と呼ぶのは失礼だが、メイクで隠しているが、コメットさんというよりは、
コメットねえさんと呼んでもいいぐらいは、歳を隠せてはいなかった。
 「上方喜劇の会」は、これからも続くようだが、今度は、思いっきり上方を強調した芝居を期待したい。
 僕は子供の頃、奈良に住んでいた経験もあるのでなおさらそう思う。