首藤剛志のふらふらファイル箱

人並みのつもりにしては、ふらふらしています。

うる星やつら2 箱書きその2

 まだ、ブログに掲載できない理由は、はっきり分かりませんが、ともかく掲載出来るところまで載せておきます。

○○○やつら 箱書き2

     シーン7

○友引パーティ会場(まるでミニ面堂邸そのもの)
    面堂のエスコートにホホ染めるラム。
    完全に面堂に夢中である。
    ガクゼン、ボーゼンのあたる
あたる「ラムが俺のことをわすれた」
    テンも同じ、なにしろラムが鬼であったことも忘れている。
    ショーゼンのメガネ達。
めがね達「これでは、あたるのかわりに面堂がなったにすぎない。アホのあたるがラムの夫だっただけに、まだまだ我々にも望みはあったが…これでは絶望的だ」
めがね達「こんどこそ主役になれると思ったのは一瞬の夢だったのか」
    一同、面堂があたる以上にアホであることをラムに協調するがダメ
    面堂、ラムを恋人として両親と妹(了子)に紹介する。
了子「認めない…」
     と叫ぶ!記憶を失った人の心を得て何になるの、というのが理由だが、本当の理由は理由は後で語られる。   
    しのぶとあたる……
    しのぶは、面堂が好きだったことをしみじみと告白……
しのぶ「でも、二人ともふられちゃったわね」
あたる「もとの恋人同志に戻ろうか…」
    だが、あたるが叫ぶ!。
あたる「認めない!、ラムと面堂なんて!かよわい普通の娘になったラムをアホの面堂なんかにわたせるか!」
    同じくめがね達も叫ぶ。
めがね達「認めない!」
    面堂が宣言する
面堂「認めないも認めるもない、なぜならラムさんも結婚するつもりだ」
    うなずくラム。
    面堂の高笑い。
了子「お兄さん、結婚の前にお話しが」
    と、面堂を了子が自室に呼ぶ。

了子の自室
    了子と面堂
了子「このままでは、お兄さんは、あのアホのあたると同じだわ」
面堂「どういうことだ」
了子「あたるの記憶を失ったラムの心を、顔とお金お権力だけでつかもうとしている」
面堂「顔と、力が違えばえらい違いだとおもうが…どうしてぼくとあたるが同じだというのだ。あたるはラムが自分を愛しているという弱みにつけこんで、いいように浮気してラムを悲しませている。だから俺はあたるを許せない」
了子「記憶を失った人の心に付込むのとどこが違うの、お兄さんはあたるしか愛していかったラムを自分のものにしたいだけなのよ」
面堂「……」
了子「早い話しが女好き…あたると同じだわ」
    面堂、図星を指される
了子「そんなお兄さんになってほしくない…だって私、お兄さんが好きだったもん…お兄さんがいつの私を守ってくれた…だから私もおにいさんを守りたいの、お兄さんがただの女好きのアホになり下がるのから、いつまでも妹を守る優しい兄でいてほしい。女の子は私だけにしてほしい…」
    了子マジな会話から次第におかしくなっていく。
    了子は兄を男として愛している、もちろん本人は気付いてないにしろだが………。
面堂「なんとなくコワイ話しだが…、記憶がもどったラム君なら、お前も認めてくれるね …」
了子「認めません…」
面堂「なんのこっちゃ…」
    すっかり地球の危機など忘れられている。

      シーン8

 ○校舎(…そのころ)
    あたるとめがね達、ラムを取り戻す算段を始める。
    記憶さえ戻れば、とりあえず面堂の毒牙から守れる。共同戦線を張る

 ○ラムの特設室
    ロミオとジュリエットのバルコニー風
    あたるがやってきて「思い出して(トライ・トゥー・リメンバー)なんて、ムードの歌を歌い  出す。
    あたるは二人の出会いをやたらロマンチックにミュージカル化する。
    が、ラムは全然ダメ(入れられら、TV版第1幕のエピソードも)
    のぞくめがね達
めがね達「ようやるよ」
    めがね達あきれかえる。
ラム「面堂終太朗さんと一緒になれるんなら、記憶なんて戻らなくていい…」
    かくなる上は、と、あたると、めがね達、ラムを連れ出し(強引に)、校舎へ行く
    それを追う面堂達……
 
    シーン9

 ○校舎、教室に……
    バリケードを作ったあたる達
    通いなれた教室でラムの記憶を戻そうとするが…
    ラム冷たく
ラム「記憶を取り戻しても、あなたのことを思い出すんだったらイヤ!」
    バリケードの外で面堂が叫ぶ
面堂「ラムちゃん!今助けるぞ!」
ラム「助けて!面堂様!」
    ラムの絶叫
面堂「聞きたかった、この台詞」
    と、面堂は感激。
あたる「そうまで言うならいいさ」
    …さすがにがっくりしたあたる。
   バリケードからラムを開放する
    面堂の胸に飛び込むラム
面堂「我々の愛のきずなは強い」
    なにやら感動のシーン
めがね達「すべては終った…」
     へなへなと座り込むめがね達
     ENDマーク…だがそれをとっぱらって…
     テンと弁天達が来る  

    シーン10


弁天達「あんたらが分かってないんじゃないの?ラムの記憶が戻って元の体にもどらなきゃ、地球とラム星はパアになちゃうんだよ」
    記憶を取り戻すには…
    これまたイージーに伝説によると、ラムの心の中に入って愛の力で、凍った記憶を温めて溶かすよりない。
 「愛の力なら、俺が…」
    と、又、又、立候補者続出
 「又、もとどうり!!」
    だがラムは、
ラム「記憶を取り戻したくない」
    と言う。
 「ええい、面倒だ、時間もないことだし、まとめてやっちゃえ」
    弁天とテン、学校の校舎ごと異次元装置でラムの心の中へ送り込む。
    だが、記憶を戻したくないラムの気持ちで、装置が故障してしまう。

                           箱書き3へつづく