首藤剛志のふらふらファイル箱

人並みのつもりにしては、ふらふらしています。

2007-01-01から1年間の記事一覧

ドイツが気になる訳

なぜ、僕がドイツ統一前の、ミュージカル映画「ライン・ワン」に興味を引かれたかというと、高校時代からの女性友達が、30年以上前のある日突然、当時、分裂していたドイツの西ドイツに行き、その後、ドイツ人と結婚……そのままドイツのニュールンベルグに…

ドイツミュージカル映画「ライン・ワン」

ある程度仕事をかたずけて、旅行に行ったつもりだったが、帰ってみればごちゃごちゃと細かい仕事が待っていて、ブログを書いている時間があったら原稿を書けといわれそうで、困っている今日この頃である。 それでも、しっかり、ビデオやDVDは見ていて、レ…

女性の見た「ブラッド・ダイヤモンド」

パリの旅には義理の妹と妻の友人も同行し、同じホテルに泊まったのだが、それぞれが撮った写真を交換する為に集まった。 僕の家族は、ルーブル美術館の招待だったので飛行機がエール・フランスだったが、義理の妹達は、別便のJALに乗った。 その飛行機の中で…

パリのパン

誰もが感じる事だろうが、パリは、パンがおいしい。それも、普通のパン屋さんのパンである。 驚異的といっていい。 パンといえば、ドイツのパンもおいしかった記憶があるが、今回の旅で印象に残ったのは、なんといってもパリのパンの美味さだ。 日本にだって…

「ブラッド・ダイヤモンド」

僕は、ダイヤモンドに対して全く興味がない。 博物館や美術館でダイヤモンドを見ても、小さな玉ガラスか炭素の結晶としか思えない人間である。 そんなダイヤを、なぜ、人が欲しがるのか理解できないのだが、現実は、古今東西、ダイヤに目がくらむ人がやたら…

パリ「ペールラシューズ」の壁

パリから帰ってから時差ボケもあったり仕事に追っかけられ、ブログを書く間もなく、数日が経ってしまった。 パリ「ペールラシューズ」墓地の桜だけを見ていただいてもなんだかなあ……と思うので、「パリ・コミューン」の人々が銃殺された墓地の壁の写真を載せ…

パリ「ペールラシューズ」の桜

旅から帰ってきた。行き先は「パリ」だった。 十日間近くパリ市内を歩き回って、いささかバテ気味である。 今回の旅は、去年十一歳の娘が、パリのルーブル美術館の展示物の感想を募集したコンクールに詩を書いて、グランプリを取り、両親同伴でパリに招待さ…

十日ほど、ブログを休みます。

ちょっと、あちこち旅をしていますので、このブログ、十日間ほど、お休みします。 帰ってきたら、また、ブログを始めますので、よろしくお願いします。

「デジャヴ」「ナイトミュージアム」「ハッピーフィート」

二十三日から旅行をするので、昼夜逆転の生活をまともに戻そうと思い、いつもは寝ている午前十時から映画館に行き、三つの映画館をはしごした。 「デジャヴ」「ナイトミュージアム」「ハッピーフィート」の三本である。 どの映画も時間潰しにはなるそこそこ…

父の太平洋戦争

前回のブログに書いた映画「硫黄島からの手紙」から、僕個人が考えずにいられないのは、父のことである。 父は軍人として、沖縄の近くの石垣島で終戦を迎えた。 当時の戦況を考えれば生き残ったこと自体が、本人自身が信じられないような状況だっただろう。 …

「硫黄島からの手紙」

劇場公開されてから、随分経ったから観た人も多いだろう日本の戦争を描いた映画である。 泣きと悲壮感、わざとらしい感傷で客を煽ろうとする最近の日本の戦争映画と比べると、悔しいぐらい誠実に作られているアメリカ映画だ。 戦争に対して、是非を問う訳で…

「パフューム ある人殺しの物語」

僕は、全然気が付かなかったのだが、僕の部屋を訪れた義理の妹が、部屋に入っていきなり「わーーー!煙草臭くてたまらないから、早く空気を入れ替えて!」と言った。 煙草の臭さは、吸っている僕には分からないのだ。 そんな事のあった直後に、この映画を見…

テレビドラマ「ハケンの品格」

毎週、放映時間になると自動的に録画されて見ているテレビドラマ「ハケンの品格」の最終回を見た。 このドラマ、時給3000円の派遣社員の主人公が、毎回のように自分の持っている様々な資格証明書を水戸黄門の印籠さながらに提示する場面が見せ場のひとつ…

「マリー・アントワネット」

昔、「マリー・アントワネット」の舞台ミュージカルを作ろうという企画があって、その台本を頼まれた事がある。 予算やいろいろな事情で、その実現は頓挫したまま現在にいたってしまった。 書きかけの台本をずるずる引きずっているうちにオーストリアのミュ…

演劇志望の十八歳

昨日。土曜日。二月にBunkamuraのロビーラウンジで雑談した「超くせになりそう」の監督、遠藤氏と、又、昼食を取りながら雑談した。 その日が、遠藤氏が現在演出しているアニメのダビングを近所にある渋谷の録音スタジオでする最終日だという。 十八歳になる…

「間宮兄弟」

今、放映中のアニメのアフレコスタジオに行ったついでに、渋谷駅前のビデオレンタル店を覗いた。 日本映画の棚にいくと、去年、見た映画だが、いまだにかなりの数が借りられている映画のひとつに、森田芳光監督 脚本「間宮兄弟」がある。 森田氏とは、直接会…

「それでもボクはやっていない」

少しでも、暇な時間があると、映画を観るしか芸がないというのもさみしいものだが、仕事の打ち合わせの予定が潰れたので、今日も又、映画を見た。 「それでもボクはやっていない」……今、評判の映画である。 痴漢の冤罪という小さな出来事から、日本の裁判の…

「バブルへGO!! タイムマシンはドラム式」

仕事の打ち合わせの時間予定が後にずれ込んだので、その空いた時間で「バブルへGO!! タイムマシンはドラム式」を観た。 バブル崩壊を防ぐ為にバブル時代にタイムトラベルするというストーリーだが、僕に限っていえば、ピンとこない映画だった。 僕は、バブル…

人並みへのチャレンジ

人並みの生活をするには、まず午前中に起きて朝ご飯を食べる事だ。 ところが、昨夜、仕事の事を考えながらついつい午前五時まで起きていたせいか、今日起きて時計を見ると午後二時だった。 慌てて渋谷の街に出て、定食屋にいって焼き魚を食べる。 午後三時の…

出来るだけ人並みの生活へ

三月三日は、いうまでもなくひな祭りである。 小田原にいた頃は、娘の為にひな壇を飾っていたが、東京に来てからは狭いスペースで、飾る場所がなくなんとなくさみしい。 さみしいといえば、今年の冬は、雪を見ないまま春を迎えてしまった。 五歳から十歳まで…

仕事場大掃除

昨日は、妻と妻の妹が仕事場の片づけにやって来た。 先週、妻と娘が、仕事場の片づけに来てくれたが、それだけでは物足りなかったらしい。 先月の二十日まで十日間ほど手術入院していた義理の妹だが、いたって元気である。 僕と妻とは十二歳、歳の開きがある…

もうひとふんばり

やっと、仕事にひと区切りがついた。 この一週間、渋谷の街にほとんど行かないで、部屋に閉じこもりっぱなしだった。 今日が、何日かも分からなくなっている。 ふと気がつくと、今日が月曜日、平日なのに気がつきあわててヒゲを剃り、定期検診をしている病院…

とりあえず生きています。

またまた一週間が経ってしまった。 部屋にこもって、原稿をパソコンで打って、後は寝るだけで仕事場から出ない。 仕事場のあるマンションからも、ほとんど出ない。 煙草を買いに行くぐらいである。 僕の仕事場は、マンションの三階にあるが、一階に降りるの…

いちおう生きています

前回のブログから、あっという間に一週間が経ってしまった。 元気なことは元気なのだが、なにやかにやと、仕事が目茶苦茶に忙しい一週間だった。 外出したのは、食事を兼ねた打ち合わせが一回、病院の定期検診が一回、今やっているアニメのアフレコに出席し…

日本アカデミー賞の事など……

昨日は、一日中原稿書きでふらふらだった。 それでも。かかさず見ているコメディ「演歌の女王」は、録画して見た。 これ、売れない演歌歌手が、あきれるぐらいにお人よしで、その為にどんどん不幸になっていく様子……どんなラストになるかは知らないが……をコ…

くじら屋

今日は、もうすぐ放映されるアニメのアフレコに行った。 別に、何をする訳ではないのだが、シリーズ構成としてその作品のアフレコに立ち合うのは、僕流としては責任の範囲内だと考えている。 もっとも、脚本家がアフレコ現場にいることは、現在、ほとんどな…

娘と見るミュージカル映画

今日は久しぶりに仕事場に訪問者があった。 僕の娘である。 僕は、二週間に一度か三週間に一度、過去に名作と言われたミュージカル映画のレーザーディスクやDVDを娘に見せることにしている。 一応、スクリーンとプロジェクター、それなりの音響設備も備え…

人と出会わなかったここ数日……

前回、ブログを書いてから、随分日数が経ってしまった。 いろいろ原稿を書いて、数冊、本を読んで、映画やDVDを見て、あっという間に今日である。 渋谷の街のまで十分ぐらいで行けるから、仕事場を出てたとしても、すぐに食事を済まし、帰ってきてきてし…

杉並アニメーションミュージアム

以前、コメントで、杉並アニメーションミュージアムの見どころについて聞かれた事が、あったのですが、僕のインタビューDVDを担当した方から、ミュージアムについての説明がメールで届いたので、ここに、載せておきます。イベントや上映会も開かれている…

「ラッキーナンバー7」

脚本の世界では、時々どうしようもないシナリオと言うものが存在し、それが、あるシリーズの一話だった場合、そのシリーズ全体をぶち壊すことがあると聞いていたが、いままでそれほどひどい脚本は、素人が書いたものでも出会ったことはなかった。 ところが、…